千葉市中央区ってどんなところ?
千葉市中央区は、千葉の地名の由来にもなった千葉氏(『鎌倉殿の13人』にも登場しましたね!)が治めていた猪鼻城があったエリアであり、現在は千葉県庁が立地していることからもわかるように、古くから千葉県の中心地として栄えてきたエリアです。
中心部にはJR千葉駅もあり、東京方面へのアクセスが良いだけでなく、千葉県各地へ移動する際のハブ駅にもなっていますので、移動やお出かけの多いアクティブ派にも非常に便利な立地です。近年は駅前の大型再開発も進んでいます。
大型の商業施設から地元に根付いたお店や飲食店までなんでも揃っていますので、お買い物や食事には困りません。便利で都会的なインフラが充実しているにもかかわらず、大きな公園や歴史名所、海などの自然も近いのが千葉市中央区の魅力です。
2023年(令和5年)千葉市中央区の土地価格
平均地価 | 平均坪単価 |
22万7,443円/m2 | 75万1,878円/坪 |
こちらは公示地価から算出された中央区の平均土地価格です。中央区は商業地区が多いため、平均坪単価は高くなる傾向があります。住宅地の実勢価格はもう少し安くなることが多いです。最新の土地情報についてはお問い合わせください。
中央区の主要駅
千葉駅
県庁所在地があり政令指定都市でもある千葉市の主要な駅であり、東日本旅客鉄道(JR東日本)、京成電鉄、千葉都市モノレールが乗り入れています。
JRでは総武線・中央線快速、総武本線、外房線、成田線、京成線では本線が通っており、東京方面への通勤通学だけではなく、千葉県各地の観光やレジャースポットへのアクセスが良いターミナル駅です。近年の大型再開発により、千葉駅周辺は昔から千葉を知っている人にとっては驚きの変貌を遂げています。
千葉市に住むなら何度もお世話になる駅だと思いますので、ぜひ一度、物件見学がてら足を運んでみてください。
千葉駅周辺は商業エリアなので、子育て世代の住環境として良いとは言えませんが、千葉駅北側の新千葉や千葉公園のある弁天エリアには一戸建て住宅地が存在します。
西千葉駅
千葉駅の西側に位置するJR総武線の停車駅です。賑やかな千葉駅周辺と違い、県立千葉東高校や千葉大学西千葉キャンパスなどの高等教育機関がある、千葉市屈指の文教エリアです。
※西千葉駅があるのは千葉市中央区ですが、西千葉エリアは千葉市中央区と千葉市稲毛区にまたがっています。
昔から千葉に住んでいる人は、「千葉の高級住宅地といえば西千葉」というイメージを持つ方も多いです。西千葉にある千葉大学の医学部はレベルが高く、千葉大付属幼稚園に通わせるため、医者が土地を買って家を建てるケースが多かったからです。ZOZOの前澤元社長が西千葉周辺に豪邸を建てたことも有名ですね。
千葉みなと駅
JR京葉線と千葉都市モノレールが乗り入れる駅で、千葉ポートパークや千葉ポートタワーなどの観光地に近い駅です。
京葉線沿いには幕張新都心やららぽーとTOKYO-BAY、IKEA、東京ディズニーランドなど、子どもを連れて休日にお出かけできるスポットがたくさんあります。
蘇我駅
JR内房線・外房線・京葉線が乗り入れるターミナル駅で、特急列車も停車します。
西側エリアには大型ショッピングセンター「ハーバーシティ蘇我」や、ジェフユナイテッド市原のホームスタジアムである「フクダ電子アリーナ」など休日に楽しめるレジャースポットがあります。
レジャースポットの集中する西側と異なり、蘇我駅の東エリアには住みやすい住宅エリアが広がります。交通利便性と生活のしやすさが両立する蘇我駅周辺は、千葉市近辺でお住まいをお探しの方にはおすすめのエリアです。
おすすめスポット
千葉市中央区に住んだらきっとお世話になるであろう、おすすめスポットをご紹介します。
きぼーる
子供・子育て支援の拠点になっている「きぼーる」は、子ども交流館、子育て支援館の他に、科学館やプラネタリウム、中央区役所まで入った複合施設です。
無料で入館できる子育て支援館は4つの場(親子で遊べる場、交流と学びの場、気軽に子育て相談ができる場、子育ての情報が得られる場)を提供していて、就学前の子どもを連れて遊びに行くこともできますし、子育てについての相談をすることもできます。小さいお子さまがいるご家庭には頼りになる施設です。
千葉公園
JR千葉駅から徒歩10分の場所にある、約16ヘクタールの総合公園です。千葉市の市花になっている「大賀ハス」の鑑賞地としても有名です。5月には約80匹の鯉のぼりが元気に泳ぎます。
ボート遊びや様々なスポーツが楽しめる、千葉市を代表する公園です。
千葉市中央図書館
千葉公園の近くにある、明るくて落ち着いた雰囲気の公共図書館です。約100万冊の蔵書数は県内2位を誇り、ドトールが併設されているのもうれしいポイントです。
青葉の森公園
千葉市中央区にある県立の都市公園で、梅や桜の名所になっています。広大な敷地の中には陸上競技場や野球場、テニスコートなどのスポーツ施設もあり、小中学校の体育大会が行われたり、芸術文化ホールでコンサートが開かれたりと、様々な行事やイベントで地域住民に親しまれています。
ドッグランもあるので、犬の散歩をしている人や、ランニングをしている人もよく見かけます。
青葉の森公園周辺の住宅地は少し駅から離れていますが、静かで環境もよく、千葉寺や猪鼻城などの文化の香りもあり、近くに千葉市立青葉病院や千葉大学医学部附属病院など大きな病院もあるので、とても住みやすいエリアです。
千葉県立中央博物館
青葉の森公園内にある県立の総合博物館です。常設展示では「房総半島」をテーマに展示をしており、大人の入館料300円と安価ながらチバニアンの地質や、ナウマンゾウやマッコウクジラの骨格標本をみて、千葉の歴史や自然を感じ取ることができます。
特別展示の「恐竜ミュージアム in ちば」が行われたときは、恐竜の中ではじめて本格的な子育てを行ったとされる「マイアサウラ」や子どもに大人気の「ティラノサウルス」の骨格標本も展示され、多くの人が訪れました。
千葉大学医学部附属病院
千葉市中央区亥鼻にある千葉大学医学部の附属病院で、先進医療や高度救急医療を提供する千葉県の医療を牽引する大学病院です。病床数は850床もあります。
米倉涼子さんが出演するドクターXのロケ地になったことも有名で、最近は新館が完成し、建物や待合室も明るく綺麗になりました。
大きな病院だけありいつも混雑していますが、近くに最先端の医療を提供する病院があるのは心強いですね。