千葉市花見川区ってどんなところ?
花見川区は千葉市の北西部に位置し、中心に区名の由来となった花見川が流れています。
千葉市の花でもある古代ハス「大賀ハス」発祥の地でもあり、花見川千本桜緑地や花見川サイクリングロードなど桜の名所も多く、お散歩やサイクリングが楽しめる環境が揃っています。
北部にはさつきが丘・こてはし台・花見川などの住宅団地が多くある一方、花見川流域には田畑や農園直売所が点在しているなど、のどかな風景も広がっています。
検見川、幕張地域のある南部は総武線および京成千葉線が最寄り駅で、東京方面や千葉方面への通勤やお買い物アクセスの良さと、落ち着いた住環境のバランスが取れたエリアです。
生活に必要なものは揃っていて欲しいけど、自然豊かで少し田舎感のある街が好きな方には住み心地の良いエリアです。
2023年(令和5年)千葉市花見川区の土地価格
平均地価 | 平均坪単価 |
13万6,854円/m2 | 45万2,410円/坪 |
こちらは公示地価から算出された花見川区の平均土地価格です。実勢価格はエリアや物件によって異なりますので、最新の土地情報についてはお問い合わせください。
花見川区の主要駅
JR幕張本郷駅(京成幕張本郷駅)
幕張本郷駅は、JRと京成の駅が同じ構内にある珍しい駅です。
駅の南側にバスロータリーがあり、免許センター・海浜幕張駅・幕張メッセ・ZOZOマリンスタジアム・イオンモール幕張新都心方面へのバスが出ています。こじんまりとした駅ですが、東京方面と海浜幕張地区を結ぶ交通のハブになっています。
よく間違われやすいのですが、千葉市内に「幕張」の名がつく駅は「幕張本郷駅」「幕張駅」「海浜幕張駅」の3駅あり、県外の人が「幕張」と聞いてイメージする幕張メッセやマリンスタジアムのあるエリアは「海浜幕張駅」が最寄りです。東京方面から来るときに間違えて「幕張駅」で降りてしまう人がいますが、1つ手前の「幕張本郷駅」で降りて、バスに乗り換えるようにしましょう。
JR新検見川駅
沿線住民からは「シンケミ」の名前で親しまれてる「JR新検見川駅」はいたって普通の駅ですが、南口にはバスロータリーがあり、各方面はたくさんのバス便が出ています。徒歩圏内にある京成千葉線の「検見川駅」が先にできていたことから「新検見川駅」という名前になったようです。
新検見川駅周辺は台地上にあるので海抜19mと水害のリスクも低く、人気の総武線の中では地価が安いエリアです。生活に必要なものは揃っていますので、一戸建てを安く買いたいと思っている方には穴場のエリアかもしれません。
新検見川駅から少し歩いたところにある「花園公園」では、毎年夏に「花園ハスまつり」という夏祭りが行われます。
おすすめスポット
花見川サイクリングロード
花見川サイクリングコースは、住宅街とは思えない秘境感あふれる弁天橋からスタートし、花見川区の中央部を北から南へ流れる花見川沿いを海に向かって走る、全長約12kmのサイクリングコースです。
桜の季節には満開の桜トンネルの中を走ることができます。
道が平坦で路面も整備されていて走りやすく、弁天橋周辺の森のような景色から花見川千本桜緑地を通り抜け、幕張新都心の都会的なビル群を横目で見ながら、最後は検見川浜の海へと、移り変わる景色を楽しめます。
車と交わることがほぼない安全性も魅力で、天気が良い日にお散歩したり、家族でサイクリングするのは最高です。
子守神社
幕張地区の総鎮守になっている「子守神社(こまもりじんじゃ)」は、住宅街の中にあるこじんまりとした神社ですが、建久五年(1194)に創建の記録が残っている歴史ある神社です。
「子守(こまもり)」の名称は、船橋市にある二宮神社を中心とした船橋市・千葉市・八千代市・習志野市の9神社が参加する下総三山の七年祭りで「子守(こもり)」の役割を務めることからきています。七年祭りは「丑年(うしどし)」と「未年(ひつじどし)」の7年ごとに開催されている、安産と子育てを祈願する祭りです。
神社の名前や由緒から、安産の祈願や七五三などで訪れる住民も多いようです。
農園直売所
花見川区は内陸部に農園がいくつも点在しており、直売所では採れたての野菜が販売されています。
スーパーよりも安くて新鮮な野菜が買えるとあって、地元の人からも大人気。中には鮮度が悪いわけではないのに10円で売られている野菜もあり、売り切れ必至です。
印度料理シタール
京成検見川駅から徒歩3分にある「印度料理シタール」は、「マツコの知らない世界」はじめ様々なメディアで紹介され、県外からわざわざシタールのカレー目当てに訪れる人も多い、千葉県屈指のカレー店です。ハウス食品から「濃厚バターチキンカレー」の名前でレトルトカレーが販売されているので、もしかしたら知らずに食べている方もいるかもしれませんね。
行列ができることも多いお店ですが、小さな子ども向けの絵本やお絵かきの道具が置いてあったり、お子様カレーセット(甘口)が用意されていたりと、子連れでも食べに行きやすいお店です。
「印度料理シタール」についてはこちらの記事で詳しく紹介されています。
実は隠れたグルメスポットなのが検見川エリア。物件見学のついでに是非訪れてみてください。